僕がまだ中学生の時、野口先生という社会科の先生がいた。
ある日の授業で『我々、日本人や先進国の人間はトイレットペーパーを使っている。しかし世界の人々が全て使っている訳ではない。これが全ての人類が使う様になったら大変な事になるのだ』
また『中国には何億もの人が居てほとんどを自転車で移動しているが車で移動する時代が来ればこれも大変な事になる』
そう言っていたことを何十年もたった今思い出している…。
今思えば先見の明あり!である。
地球上の今までに消費された化石燃料の90パーセント以上が産業革命以降であると聞いたことがある。
限られた資源をどんどん食い尽くす地球の住人。進む温暖化。行き着く所までいくしかないのか。
新海誠監督の映画『天気の子』のあるシーン。首都圏が水没している情景、夏に降る雪!
地球の未来を暗示しているよう印象をもった。
先般からのコロナウィルスは何を意味しているのだろうか?
国同士が争っている場合ではない。新しい時代への再編に向けた大きな潮流が来ているのだと感じる。