盲亀浮木（もうきふぼく）という仏教で使われている言葉がある。
ある時、釈尊が「たとえば大海の底に１匹の盲亀がいて１００年に１度、波の上に浮かび上がるのだ。ところがその海に１本の浮木が流れていて、その木 の真ん中に１つの穴がある。１００年に１度浮かぶこの亀が、ちょうどこの浮木の穴から頭を出すことが１度でもあるだろうか」と尋ねられた。
阿難という弟子は「そんなことはほとんど考えられません」と答えると、釈尊は「誰でも、そんなことは全くあり得ないと思うだろう。しかし、全くないとは言い切れぬ。人間に生まれるということは、今の例えよりも更にありえぬ難いことなのだ」とおっしゃったとあります。
この世に人間として生まれてくることは凄いことなのであると改めて思う。
そして今は大変な時代に突入している。アセンション（次元上昇）の時が来ていると僕は感じている。
この大きな歴史的変換の時代に生まれてきてそれを目撃しようとしている。そのこともある意味では凄い確率で生まれてきたのだと思う。
大きな不安は誰にでもあるが今、覚悟を決める事が必要なのではないか。今生きていることに感謝する。
冷静な判断をして今までの自分を顧みる。他人に優しく接し互いに協力しあう。
いま出来ることをひとつひとつ丁寧にやって行きたい。