2021年6月22日に春日神社さまに奉納をさせて頂きました。
この奉納に至るまで門またひとつのドラマがありましたので紹介したいと思います。
以前のブログにも記しましたが昨年、還暦を迎え自分の産土神社である国造神社へも奉納をしようと思い立ち、今年の4月12日に奉納をさせて頂くことが出来ました。
国造人事は宮司さんが常駐しておらず、増泉にある春日神社の宮司さんが兼任しています。
奉納の当日、宮司さんのあげられた祝詞がとても素晴らしく心にとても心地よく響いて来ました。そして奉納が済んだ後、奉納した額装写真の説明にも真摯な態度で聞いて頂き大変嬉しく思いました。
しいのき迎賓館での作品展を毎年行っていますが、昨年はコロナ禍の影響でやむなく中止しました。
今年は催行することにして案内のDMを春日神社に赴いて渡すことを思い立ちました。
社務所に伺う前に隣接する菅原神社を参拝して中を覗いた時に奉納されたと思われる龍の絵画が目に入りました。その時、急に自分もここに奉納をしたいという思いが沸々と湧いて来たのでした。
宮司さんは忙しく普段はあまり神社にいないことが多いようですがこの日はいらっしゃってDMを渡しお話することが出来ました。
作品展の準備をするうちに春日神社への奉納の思いが強くなってきました。作品展が始まる初日の22日に奉納ができたらいいと思いついたのです。早速、筆をとり宮司さん宛にお手紙を書きました。
数日して宮司さんから了承を頂きました。
作品展は前日の21日の搬入が終われば22日の当日、オープンする10時少し前に行けば大丈夫なので奉納を8時30分希望を伝えてありました。
宮司さんから会期の初日なので余裕を持って8時からのスタートにしても良いと提案がありました。
その提案通りに奉納をさせて頂いたのですが結果的に早めて正解でした。余裕をもって会場に行くことが出来ました。
奉納式は平日でもあるので一人で参列しました。
国造神社での奉納式と同様に宮司さんの心の籠もった祝詞が魂に響いて来て涙がこみ上げました。
本当にこの神社に奉納をさせて頂くことが出来て良かったと思いました。
春日神社への奉納を思い立ったとき祀られている神様をもう一度よく調べてみました。
武甕槌尊 (たけみかづちのみこと)
経津主尊 (ふつぬしのみこと)
天児屋根命 (あめのこやねのみこと)
比咩大神 (ひめおおかみ)
以上の神様が祀られています。この神々の名を見ていて思ったのはどの神様も天照大御神をお助けになった素晴らしい神々であると!
そしてこの神々がいなかったら天岩戸開きはできなかったのではないかということでした。
そこで思いついた作品は彩雲の写真でタイトルは「開闢の光」というのが自然と浮かんで来たのです。