7月29日、フォトサークル幻の撮影会は金沢市内にある持明院で行いました!
ここも毎年、必ず訪れる撮影場所の一つです。
ここに通い始めてもう10年以上になるかと思います。
この寺院の敷地内に咲く妙連という蓮の花に付いて!
多頭蓮の一種で、茎頭に多数の花を付ける全国的に藻珍しい蓮です。
茎の先端の蕾は開花するつに従い約1000枚の花被が落下して多頭花が出現します。花弁は1,500枚から3,000枚にもなります。
雄しべ、雌しべがすべて花被に変形しているため種子が出来ません。
弘法大師空海が唐から種子を持ち帰ったという伝説もあります。
日本ではここと近江(滋賀県守山市)にしか生息していなく、石川県指定天然記念物に指定されています。
妙蓮の花は咲き始めてから痛んでいくのが非常に早い為、多頭で美しいものを撮るのが非常に難しいです。
先に紹介した写真の何枚かはパンフレット作成のため、過去に撮影したものです。
この日は水面の輝きや葉に付いた水滴などに心が奪われ、夢中で撮影しました。
仏花と向き合い、無我の境地で瞑想するように心を集中させました!
寺院は街中にありますが、塀に囲まれた敷地内はまるで別世界です!
写真は寺院内の風景と撮影風景です!
これはもう10年くらい前に創らせて頂いた寺院の紹介パンフレットです!
この日は早朝の6時に特別に開門して頂き、一般客が訪れる8時の開門時刻までゆっくりと撮影をする事が出来ました!
持明院の住職、一緒に楽しく過ごしたメンバーたちに感謝です!